簡単に研究内容を説明

〜テーマ〜
バーテックスシェーダのゆっくり変形する物体への応用


〜概要〜
近年、グラフィックチップの性能が進歩し、CPUを凌ぐ集積度を持っている。
グラフィックチップにシェーダとよばれるプログラムを与えることで、
リアルタイムCGで従来使用されてきた定型的な処理ではなく、
柔軟なデータ処理・表示を行えるようになってきた。これ応用し、
ゆっくり形の変わる物体のリアルタイムCGにおける効果的な取り扱いを実装する。


〜目的〜
モデルデータをグラフィックボード側に記憶し、
アプリケーションからパラメータを与えるだけで、
変形可能なオブジェクトの取り扱いを確立し、基礎的な試みとして、
植物の葉に対しての年齢をパラメータとして、
指定して変形させるというプログラムを実装・検証する。


〜開発環境〜
nVIDIAGeForceシリーズ)のグラフィックボードが必要。
Microsoft Visual C++を使用し開発。


〜開発言語〜
C言語を主とし使用。
高品位なリアルタイム3Dグラフィックスの表示のために定められた、
オペレーティングシステム(OS)に依存しないAPIとしてOpenGLを使用する。
グラフィックチップで実行させるために、nVIDIACg言語を使用する。


〜実行したときのスクリーンショットを紹介〜


こんな感じですね。
実際は、葉が回転して、かつ上から変形しながら降ってくるという感じです。